University College Dublin Michael Smurfit Graduate Business SchoolにおけるMBAの日々とその後
By MIKI.
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とある方の紹介で、上場企業の決算発表会に潜り込む機会を得る事が出来た。一つ目は大手電機メーカーの販社、もう一つはアパレル系ベンチャー企業となる。前者は不景気の影響をもろに受けて厳しい決算となっており、全体を通して重苦しい雰囲気が流れていたのだが、後者は絶好調な決算となり非常に対照的であった。 また、発表する経営者を見ても、前者は歴史が有る企業という事もあり、経営陣は年配の方が多いのだが、後者は若めの経営陣である。エスタブリッシュメントと新興企業という事になるので、違うのは当然なのだが、業績から決算の内容までこうも対照的だとちょっとおかしくもある。 あと、決算発表をみていて、経営陣の質というのは非常に大事だと改めて感じる。特に、ベンチャーほど経営陣の質が会社全体に大きく影響を与えるとおもうのだが、その点においてこの企業は十分にバーをクリアしていると思う。少々変わった所がある経営者だと感じるが、誠実な雰囲気を感じる事が出来た。こういう会社なら投資してみたいとすらちらっと思った。 この「誠実さ」という点について、別の方にちらっと話をしたら、非常によく納得された。ベンチャー企業ほど、経営陣が誠実でないと企業として継続的な発展は難しいのだろう。 ちなみに、超ざっくりと時価総額を調べてみるとすでに十分割高な感じがする。まぁ、そうだろうね。という事で、「良い会社だけど高い」っていう判断かな。もし買うとするならば、中長期的にウォッチしつつ、何かのタイミングで株価が大きく下がった時を拾うという戦略かと。
by trunk526
| 2010-02-02 23:59
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