University College Dublin Michael Smurfit Graduate Business SchoolにおけるMBAの日々とその後
By MIKI.
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先日発表されたFinancial TimesにおけるMBA Top100ランキングで、UCDのMBAは99位の崖っぷちに位置している。昨年は98位だったので、崖っぷち度がますます上がっている。MBAランキングはTop10位までは意味があると思うが、それ以外は大きな意味を持たないんじゃないかと思っているので、それほど気にしていないが、一部のクラスメイト(極東までは行かないアジアから来た学生)はかなり気にしている模様。これに危機感を抱いたという訳では無いが、この件を含めその他諸々の現状等につて、プログラムディレクターのNick氏からの説明があった。 Nick氏曰く、FTのランキングにおいて最もウエイトが高い項目は「卒業3年後における給料の上昇率」らしい。その点において、UCDは低い値になっている模様。給料の絶対額ではなく"上昇率"という所がキーだ。UCDのMBAアドミッションポリシーとして、ある程度経験をもった社会人によって構成されるクラスを狙っている。その結果、入学以前の学生の給料の平均値は、ヨーロッパのMBAで最も高い部類になるそうだ。(オレの給料はそんなに高く無かったけどね。)故に、すでにそこそこの給料を貰っているため、卒業後の給料上昇率としては低めの数字になる。。。という理屈らしい。 UCDのMBAは3年ぐらい前にカリキュラムを大幅に変更しており、来年以降からその効果がランキングに現れるようだ。よって、Nick氏としては来年はもっと上位になる事を期待しているようだが、それこそランキングなんて水物だからねぇ。ちなみに、今年の学生も2012年頃にFTからの調査依頼が来るようだ。 ランキングを手っ取り早く上げるには、24~27才ぐらいの社会人経験がそこそこ&給料もまだ比較的安めの若い人を集めるという手段になる。しかし、プログラム側および教授陣としては、質の高い授業を行うためには、それなりの経験を積んだ学生の方が良いという意見も根強いようだ。平均年齢が24~26才ぐらいの学生になったら、つまらないからUCDの教授を辞める、といっている人もいる。そういえばオレも、学生の平均年齢が高いというのが、この学校を選んだ理由の一つだったな。また、この位の若年齢層は、多くのMBAが狙っている層でもあるため、学生獲得競争がもっとも厳しい所でもあるようだ。 一方、「FTのランキングから圏外になったらこのMBAを選ばなかった」、という同級生は4割以上に及ぶので、顧客獲得の面ではFTのランキングに入っている事はかなり重要なポイントになる。 以上のような事を考慮しつつ、かつ世界中に競争相手がいる中で如何に差別化をしてMBAを運営しなくてはならないと思うと、MBAプログラムの経営も大変だと思う。それこそ、アドミッションプロセスにおける意志決定やMBAプログラム自体のマーケティング事例を題材にしたら、結構面白いケース&議論が出来たりして。 最後に、数年後の調査時に、母校のランキングに貢献するためには、頑張って給料を上げるというのが最も近道となる。ってなわけでやっぱりここでも、就職活動&卒業後の仕事を頑張らないとねぇ、というここ最近のテーマとなる結論に話は落ち着くようだ。
by trunk526
| 2009-02-03 23:59
| MBA
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