University College Dublin Michael Smurfit Graduate Business SchoolにおけるMBAの日々とその後
By MIKI.
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金曜日は授業が入っていないので、木曜日のInternatinal Financeの授業が終わると、一週間が終わった気になる。今週もあっという間に1週間が終わった。 International Financeの授業では、前半に銀行の仕組み(信用創造)の話をした後、後半は前回の課題「アメリカの財政刺激策は十分か?」について、クラス内で議論を行った。ネタとしては非常に面白いのだけど、なんだか欲求不満を感じてしまった。。。何が不満かというと、クラスメイト同士の議論時における自分の英語力(特にリスニング)に。興味がある話だけに、しっかりと話について行けないという事が妙に悔しい。聞き取りがきちんと出来れば、もっと面白くなるのになぁ、、、という思いが強く残った。それじゃ普段の授業はどうなんだ?という話にもなるのだけど、この感覚はMBAが始まって以降ずっとある感覚ではあるが、興味を持っている話題故に強く感じるという話である。 以下は、この授業に関連して興味深いと思った点と感想についてのメモ ・通貨(貨幣)の90%は銀行の信用創造によって作られた。中央銀行からの供給による増加は10%程度にすぎない ・銀行は流動性リスク(liquidity)と支払不能リスク(insolvency)がある。現在の状況は、流動性リスクというよりも支払い不能リスク ・規制廃止、イノベーション、グローバル化。この3つにより、銀行はハイリスク、ハイリターンのビジネスに手を突っ込むようになった。 ・例えば、銀行の資産である住宅ローンの金利が6%の時、銀行間の競争などにより、銀行の負債である預金の金利が10%になったりしたら、ビジネスとして成立しない。 ・その昔、銀行は6-3-6のビジネスと言われた。6%で住宅ローンを貸し出し、3%の預金金利をつけて、3時からはゴルフに行く。 ・本質的な経済のエンジンはスモールビジネス。経済全体からすると80%はスモールビジネスが担っている ・住宅関連投資は本質的に効率が悪い→将来の生産性向上に寄与しない ・個人消費、住宅関連投資がGDPの大半を占めている経済(アメリカ)では、継続性が疑問。がんがん消費したり、家を買ったりしているけど、投資なしで将来の飯の種はどうするんだ? ・数年前から現在の危機を予言していたNouriel Roubiniってすげぇ。後付の理屈で危機を振り返る事は簡単だけど、アメリカの経済が非常に好調だった2005,2006年の段階で危機が迫っているとう発言は、なかなか出来んだろうに。この為、この人は現在色々な所に引っ張りだこらしい。 他にもあった気がするけど、覚えているのはこんな所か。今回の課題を通して、興味深い記事を色々と得る事が出来たので、少しずつでも目を通していきたい。そうそう、リスニングも問題があるけれど、リーディングのスピードについてもなかなか厳しいものがあるんだよなぁ。 さて、この授業の今度の課題は、「アメリカと中国、どっちが悪い?」。今週末に色々と調べてみるか。
by trunk526
| 2009-02-12 23:59
| MBA
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